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第33週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)手足口病 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.68人と前週(7.49人)から減少しました。
手足口病の定点当たり患者報告数は5.50人と前週(6.78人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.18人と前週(2.50人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“腸管出血性大腸菌感染症の報告数が急増しました!”について取り上げました。
腸管出血性大腸菌感染症は腹痛や下痢、血便等の消化器症状を引き起こす感染症で、特に夏場は食中毒の原因にもなります。川崎市における令和6年の報告数は、週0〜2件と例年と比べてやや低いレベルで推移していましたが、第33週(8月12日〜18日)は5件の報告があり、急激に増加しました。
腸管出血性大腸菌は牛等の家畜の腸管内に常在するため、肉類は菌に汚染されている可能性があります。感染を防ぐためには、食材を十分に加熱(中心部の温度75℃で1分間以上)し、生肉や加熱不十分な肉類の喫食を避けることが重要です。また、腸管出血性大腸菌は、汚染された人の手や調理器具等を介して感染することもあります。食品を取り扱う際は、手洗いや調理器具の洗浄等、食中毒予防の3原則(つけない・増やさない・やっつける)を徹底しましょう。
感染症情報(令和6年第33週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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