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第7週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は30.08人と前週(37.03人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は7.48人と前週(11.48人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.78人と前週(6.64人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“〜レジオネラ症の報告数が増加しています!〜”について取り上げました。
レジオネラ症は、水中や土壌中等に生息するレジオネラ属菌を原因とする細菌感染症で、通常は夏から秋にかけて患者報告数が増加します。しかし、川崎市における令和6年のレジオネラ症の報告数は、第7週(2月12日〜18日)までに計7件と、冬にもかかわらず増加がみられています。
病型は、重症の肺炎を引き起こすレジオネラ肺炎と、一過性の風邪様症状を呈するポンティアック熱に大別され、レジオネラ肺炎は38℃以上の高熱や咳に加え、意識障害等を伴い重症化する例もみられます。特に高齢者は肺炎を起こす危険性が通常より高く、急速に症状が進行して死に至ることもあります。
治療には早期の抗菌薬投与が有効ですので、発熱や咳に加え呼吸困難や下痢等がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
感染症情報(令和6年第7週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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