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川崎市感染症週報令和6年第22週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第22週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2)感染性胃腸炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.56人と前週(3.83人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.78人と前週(4.17人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.28人と前週(3.28人)から横ばいでした。



 今週のトピックス
“劇症型溶血性レンサ球菌感染症に御注意ください!”について取り上げました。
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)は、溶血性レンサ球菌を病原体とする感染症です。発熱や咽頭痛に加え、四肢の痛みや腫れ等がみられた後、急速に症状が進行して、ショック状態から死に至ることもあります。
 川崎市においては、令和6年第22週(5月27日〜6月2日)までに計10件と、過去5年間の同時期と比較して最多の報告数となっています。
 また、原因菌の1つであるA群溶血性レンサ球菌のうち、病原性や感染性が高いとされるM1UK系統株が、近年世界的に増加しています。市内でも、検査結果が判明している9件中4件から、M1UK系統株が検出されています。
 STSSは発症早期の抗菌薬による治療が有効ですので、疑わしい症状がある場合は早めに医療機関に相談するようにしましょう。
 感染症情報(令和6年第22週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

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  • Posted : 2024/06/05
  • Published : 2024/06/05
  • Changed : 2024/06/05
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