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かわさき消費生活メールマガジン第208号

〜かわさき消費生活メールマガジン〜
フィッシングメールに気をつけよう!

【相談事例】
昨日、宅配業者Aから『荷物のお届け先住所が確認できず持ち帰りました。お届け先を再入力してください』とのメールが届いた。Aには会員登録をしているので、不審だとは思わずに、表示されていたURLにアクセスした。指示された住所、氏名、携帯電話番号を入力して送信したら、『再配達の料金100円がかかります。クレジットカード番号を入力して下さい』というメッセージが表示された。再配達には料金はかからないし、クレジットカード番号を入力するのはおかしいと思い、フィッシングメールだと気が付いた。今後トラブルにならないための対処方法があれば知りたい。

■アドバイス
●宅配業者、大手通信業者、大手通販サイト、クレジットカード会社を騙ったフィッシングメールに関する相談が多数寄せられています。
●フィッシングメールとは、実在する組織を装って、IDやパスワード、暗証番号やクレジットカード番号等、個人情報を搾取しようとするメールやSMS(ショートメッセージ)の事です。
●事例のように、フィッシングメールに入力、送信してしまった住所、氏名、携帯電話番号は悪質業者に伝わっている可能性があり、個人情報で名簿を作成されて、悪用されるかも知れません。携帯電話会社にも不正利用されないように相談しておく方が良いでしょう。
●クレジットカード番号を送信してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡して、クレジットカード番号を変更するようにして下さい。しかし、既に発生してしまった決済を取り消すかどうかは、カード会社によって違います。まずはカード会社に調査を依頼して下さい。
●フィッシングメールで被害にあわない為には
(1)日頃利用している事業者からのメールだと思っても記載されているURLにアクセスせずに、公式サイトからアクセスして、公式サイトから届いたメールかどうかを確認して下さい。
(2)フィッシングサイトにアクセスしたと気づいたら、フィッシングサイト上のアプリをダウンロードしないで下さい。
(3)フィッシングサイトに普段から利用しているIDやパスワード等を入力してしまった場合は、そのIDやパスワード等を利用している全てのサービスにおいて、パスワード等を速やかに変更して下さい。
(4)日頃からクレジットカードやキャリア決済の利用明細は、こまめに確認するようにして下さい。

●身に覚えがないクレジットカードやキャリア決済の請求を受けたり、「フィッシングメールにアクセスしてしまったかも」と不安に思ったら、川崎市消費者行政センターにご相談下さい。

その他の相談事例はこちらから
https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/256-4-16-1-3-0-0-0-0-0.html

ここに掲載する相談事例は、掲載時の法令や社会状況に基づき、一つの参考例として掲載するものです。同じような商品・サービスに関するトラブルでも、個々の契約等の状況や問題発生の時期等が異なれば、解決内容も違いますので、消費者行政センターにご相談ください。

川崎市消費者行政センター
電話044-200-3030
月〜金曜日 午前9時から午後4時まで
(金曜日は電話相談のみ午後7時まで受付)
土曜日 午前10時から午後4時まで
(土曜日は電話相談のみ受付)
※日曜日・祝日・年末年始(12/29から1/3)を除く。

発行・編集 川崎市消費者行政センター 
許可なく記事を転用することを禁じます。

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  • Posted : 2025/02/25
  • Published : 2025/02/25
  • Changed : 2025/02/25
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