お知らせ

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防犯・交通安全情報(745号)

■ 犯罪発生状況
 令和6年1月29日(月)から令和6年2月4日(日)までに川崎市内で、車上ねらい1件、自転車盗47件発生しています。
 (この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)

■ 空き巣が多発しています!
 令和6年2月4日現在、市内では空き巣が4件(昨年比-6件)発生しています。川崎区2件(昨年比+1件)と増加傾向にあります。
 空き巣の主な侵入場所は、「窓」や「無施錠箇所」からです。
 防犯のポイントは、「戸締りを徹底する」、「窓には補助錠や防犯フィルムを取り付け、泥棒の侵入しにくい窓にする」、また、「建物の周りに足場となるものを置かない」、「植木の剪定をこまめに行い、家の周りの見通しをよくする」など、日頃から防犯対策を立てましょう。
 さらに、「外出する時は留守を悟られない工夫」をしましょう。例えば、「新聞や郵便物をためない」、「室内の電灯をどこか一箇所点け、家人が在室しているようにみせる」などが効果的です。

〇 住宅の無料防犯診断について
 川崎市では、空き巣対策として専門の職員「安全・安心まちづくり対策員」がお宅を訪問し、無料の防犯相談や防犯診断を実施しています。防犯診断の申込みは電話やファックス等で受付けしています。
 受付は、月曜から金曜(休日を除く)午前9時から午後5時までの間
  電話 044−200−2284  FAX 044−200−3869

〇 出張防犯相談コーナーの開設について
 市民の皆様に防犯診断制度をご案内するとともに防犯意識を高めていただくため、川崎市では、安全・安心まちづくり対策員による「出張防犯相談コーナー」を開設しています。
 今後は、
  令和6年2月16日(金) 午前10時から午後2時まで 幸区役所1階展示コーナー前                
で開催します。
 当日は空き巣や特殊詐欺などの防犯対策や住宅の無料防犯診断の受付、防犯用品や錠前の展示を行いますので、幸区役所へお越しの際は、出張防犯相談コーナーに、是非お立ち寄りください。

■ 還付金詐欺に御注意!
 令和5年12月末現在、川崎市内のオレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の認知状況(暫定値)は、発生が298件(昨年比+12件)、被害総額が約6億1,100万円となっています。
 還付金詐欺は、医療費や保険料の還付が受けられるなどとうその電話で、ATMを操作させて現金を詐取する手口です。
 事例として、区役所職員を装った者から、「医療費の払い戻しの申請書類を送ったが、手続きが済んでいません。」などと電話があった後に、金融機関職員を名乗る者に「ATMにキャッシュカードを入れて。」などと言われ、指示どおりにATMを操作して現金をだまし取られるなどがあります。
 還付金詐欺が急増しており、60歳代の被害が増えています。
 犯人からの電話に出ないことが、被害防止への第一歩です!
  〇 電話でお金の話が出たら、家族に相談する
  〇 常に留守番電話機能を設定しておく
  〇 迷惑電話防止機器を利用する
  〇 公的機関の名を出されても信用しない
 不審な電話等がありましたら、最寄りの警察署等に相談してください。
 
■ キャッシュカードすり替え型手口に御注意!
 キャッシュカードを窃取する手口は、
  「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている。」
  「詐欺グループを捕まえたら、あなたの口座から現金が引き出されている。」
などと電話で申し向け、その後、銀行協会等の職員をかたって自宅に赴き、用意した封筒にキャッシュカードを入れさせ、
  「封をして保管してください。」
  「封印をするので印鑑が必要です。」
などと言って、被害者が印鑑を取りに行った隙に、あらかじめ用意していたポイントカード等とキャッシュカードをすり替えたり、封筒ごとすり替えるものです。
 銀行協会等の職員が自宅に赴き、キャッシュカードの保管をお願いすることはありません。

 犯人は、新型コロナウイルス、携帯電話の紛失、警察官を騙る、災害復興支援、年金情報流出などのさまざまな嘘を使い、また架空請求はがき、ショートメッセージサービス(SMS)などのツール(道具)を使ったりして市民を騙します。
 犯人の言動に惑わされることなく、事実を確認し、単独で判断せず家族や警察に相談し、詐欺から身を守りましょう。

〜防犯ポイント〜
 〇 電話で「お金、ATM、キャッシュカード、暗証番号」と言われたら詐欺です。家族や警察に相談しましょう。
 〇 「携帯電話の番号が変わった」(「しばらく電話が使えない」などと言ってくる場合もあります。)と言われたら、元の番号に電話して、必ず本人と確認を取りましょう。
〜対策〜
 〇 「留守番電話機能」を常時設定し、不審な電話には直接出ない。
 〇 「迷惑電話防止機器」の設置
   (着信音が鳴る前に相手に「この電話は録音されます」と警告する機能有)
 〇 「迷惑電話防止機能付き固定電話」の設置
   (電話機に警告メッセージを流したり、迷惑電話をブロックする機能有)
 〇 「電話会社の振り込め詐欺対策サービス」
   (登録していない番号からかかってきた電話を家族に転送するサービス)

■ 自転車盗が多発しています!
 令和6年2月4日現在、市内では自転車盗が240件(昨年比+18件)と発生しています。
 川崎区100件(昨年比+18件)、幸区28件(昨年比+4件)、高津区38件(昨年比+10件)、宮前区17件(昨年比+4件)、多摩区26件(昨年比+6件)、麻生区8件(昨年比+2件)と増加傾向にあります。
 防犯のポイントは、「自転車・オートバイは、駐輪場など決められた場所に止める」、「ワイヤー錠やU字ロックなどで二重に鍵を掛ける」、「自転車は防犯登録をする」などです。防犯登録は、盗難に遭った場合、早期発見に役立ちます。(自転車を購入した販売店で登録できます。)

■ 車上ねらいに御注意!
 令和6年2月4日現在、市内では車上ねらいが11件(昨年比+5件)発生しています。
 川崎区3件(昨年比+1件)、幸区2件(昨年比+2件)、宮前区4件(昨年比+2件)発生しています。
 防犯のポイントは、「車内は空っぽにするか、見えるところに物を置かない」、「窓閉め、ドアロックしたことを確認する」、そして、「駐車場には照明設備を備えたり、センサーライトを設置する」、「盗難防止装置や警報装置を装着する」など、心構えと設備の両面からしっかり対策を立てましょう。

■ 痴漢に御注意!
 夜間、「イヤホン」や「歩きスマホ」の女性が被害に遭っています。
 防犯のポイントは、「スマホ等に集中しない」、「周囲に注意しながら歩く」、「後ろを振り返る」、「防犯ブザーを手に持つ」、「できる限り人通りの多い明るい道を選んで歩く」などです。

■ ひったくりに御注意!
 令和6年2月4日現在、市内ではひったくりの発生はありません。
 人通りの少ない道を歩くときには、周囲に注意し、「自分も狙われている」といった防犯意識を持って対策を立てましょう。
 防犯のポイントは、「バッグは車道の反対側に持つ」、「リュック式やカバンの斜め掛け」、「歩きながらのスマホやイヤホンはやめる」、「自転車の前かごには防犯ネット」、「バイクなどが近づいてきたら振り返る」、「遠回りでも明るい人通りの多い道を選んで歩く」などです。




■ 交通事故発生状況
 令和6年1月29日(月)から令和6年2月4日(日)までに川崎市内で、人身事故が49件発生し、53人の方が負傷されています。

〇 各区の発生件数
 川崎区8件、幸区4件、中原区12件、高津区10件、宮前区7件、多摩区4件、麻生区4件でした。
 (この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)

〇 交通死亡事故発生状況(令和6年2月5日現在)
 本年に入り、神奈川県内で交通事故で亡くなられた方は9人で、川崎市内では死亡事故の発生はありません。

■ 交通ルールを守り、死亡事故抑止に御協力を!
 令和5年中、市内では交通事故により 22人 の方が亡くなられています。
 横断歩道では歩行者が優先ということを忘れず、横断歩行者を見かけたら、必ず一時停止をしましょう。
 自転車による交通事故が多く発生しています。自転車は車両です。走行ルールを守りましょう。
 信号機のない場所で横断しようとするときは、手を上げるなどして運転者に対して横断する意思を明確に伝えるようにしましょう。
 夕暮れ時は、歩行者等が見えにくくなっています。安全確認の徹底、反射材の活用等、車両の運転者も歩行者も十分に注意しましょう。
 飲酒運転は絶対に止めましょう。安易な考えが大きな事故に繋がります。
 死亡事故をなくすため、皆様の御協力をお願いいたします。

■ 令和5年中の川崎市内の交通死亡事故が令和4年と比較して大幅に増加しました!
 令和5年中、川崎市内の交通死亡事故は令和4年と比較してプラス4人と増加しました。
 死亡者を年齢別でみると65歳以上の高齢者が13人で、全死亡者の約6割を占めています。
 死亡事故発生の一因として歩行者側に信号無視などのルール違反が見られます。歩行者も交通ルールを守りましょう。

■ 一定の要件を満たした電動キックボードについて
 道路交通法の一部が改正により、令和5年7月1日から、性能上の最高速度が自転車と同程度であるなどの一定の要件を満たす特定小型原動機付自転車であれば、公道を免許なしで通行可能となりました。(16歳以上)
 車体の基準に細かい規定があるので、十分に確認し、交通ルール・マナーを守って正しく乗りましょう。
※ 乗車時は、安全のため乗車用ヘルメットをかぶりましょう!!(努力義務規定あり)

■ 知っていますか?自転車安全利用五則! 
 自転車安全利用五則とは、自転車を利用するにあたって守るべきルールのうち、特に重要な次の5つのルールのことです。
 1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 
 2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認 
 3 夜間はライト点灯 
 4 飲酒運転は禁止 
 5 ヘルメットを着用(大人も子どもも、努力義務です!)
※ この他にも、守るべき交通ルールがたくさんあります。自転車のルールを知って、安全運転を心がけましょう。

■ 二輪車の交通事故防止
 二輪車を運転するときは、ヘルメットを正しく着用し、二輪車用プロテクターやエアバックジャケットを身に着けるとともに、夜間走行時は、反射材を効果的に活用しましょう。 
 すり抜けや、割り込み運転など危険な運転は止めましょう。
 四輪車の運転者は、二輪車が「車体が小さいため見落とされやすい」「実際の位置より遠くに感じる」などの、特性を踏まえた運転に努めましょう。

■ 自転車損害賠償責任保険等への加入は義務です!!
 自転車の安全で適正な利用と自転車事故の被害者を速やかに救済し、加害者の経済的負担を軽減するため、神奈川県では「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」により、県内で自転車を利用する場合は、自転車損害賠償責任保険等への加入が義務となっています。

■ 高齢ドライバーの方へ
 全国で高齢運転者による重大な交通事故がで発生しています。
 令和5年中、市内では、令和4年と比較して中原区、高津区、多摩区、麻生区で高齢者に関係する交通事故が増加しました。
 運転に自信がなくなったり、ヒヤリとする機会が増えたりしたら、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用しましょう。
 また、運転免許証の自主返納も検討しましょう。

■ 令和5年1月1日から令和5年12月31日までの交通事故発生概況【数値は概数】
 川崎市内
  発生件数 2,753件(令和4年比+161件) 死者数 22人(令和4年比+4人) 
  負傷者数 3,101人(令和4年比+193人)
 神奈川県内
  発生件数 21,870件(令和4年比+772件) 死者数 115人(令和4年比+2人) 
  負傷者数 25,631人(令和4年比+1,249人)


 令和6年2月12日から2月16日まで放送予定のラジオ番組「地域安全かわら版」について配信しますので、是非お聴きください。

【放送局】
 かわさきFM(79.1MHz)
【放送時間】
 毎週月曜日〜金曜日、防犯情報=8時15分頃〜、交通安全情報=17時10分頃〜
【放送内容】
 <防犯情報>
  ・ 1月29日から2月4日までの市内犯罪発生状況
  ・ 住宅の無料防犯診断について
  ・ 出張防犯相談コーナーの開設について
  ・ 空き巣が多発しています!
  ・ 還付金詐欺に御注意!
  ・ キャッシュカードすり替え型手口に御注意!
  ・ 自転車盗が多発しています!
  ・ 車上ねらいに御注意!
  ・ 痴漢に御注意!
  ・ ひったくりに御注意!
 <交通安全情報>
  ・ 1月29日から2月4日までの市内交通事故発生状況
  ・ 交通ルールを守り、死亡事故抑止に御協力を!
  ・ 令和5年中の川崎市内の交通死亡事故が令和4年と比較して大幅に増加しました!
  ・ 一定の要件を満たした電動キックボードについて
  ・ 知っていますか?自転車安全利用五則!
  ・ 二輪車の交通事故防止
  ・ 自転車損害賠償責任保険等への加入は義務です!!
  ・ 高齢ドライバーの方へ
  ・ 令和5年1月1日から令和5年12月31日までの交通事故発生概況【数値は概数】

【関連ホームページ】
 ○ かわさきFM http://www.kawasakifm.co.jp/index.html
 ○ 防犯情報 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-4-0-0-0-0-0-0-0-0.html
 ○ 交通安全 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-5-0-0-0-0-0-0-0-0.html

【お問い合わせ】
 川崎市役所 市民文化局 地域安全推進課
 〒210−8577 川崎市川崎区宮本町1番地
 電話044−200−2284/ファックス044−200−3869
 E−メール:25tiiki@city.kawasaki.jp

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  • 登録日 : 2024/02/09
  • 掲載日 : 2024/02/09
  • 変更日 : 2024/02/09
  • 総閲覧数 : 85 人
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